こんにちは!らいとです。
私は現役時と浪人時の2回、慶應義塾大学理工学部を受験しているので、慶應義塾大学の入試会場の様子については、よく知っています。
今回は慶應義塾大学の入試当日の注意点を2つ紹介します。これは理工学部に限った話ではありません。
想定外のことが起きて、慌てないようにするためにも、慶應義塾大学を受ける方は、ぜひ最後まで読んでください。
1. 解答用紙を集め終わっても、すぐに退出できない
共通テストや他の大学の入試では、解答用紙を集め終わったら、すぐ休み時間になると思います。
しかし慶應義塾大学では解答用紙を集め終わってもチャイムがなるまでは、席を立つことができません。大体、解答用紙を集め終わってから5分くらい待つことになります。
トイレに行きたくても、すぐには行けない点に注意してください。(もちろん試験中と同様、手を挙げて試験監督に言えば行けます。)
さらに席を立てないだけでなく、飲食やスマートフォンの使用、他の人との会話もできません。
自分の荷物に触れることは許されるので、勉強することはできます。あとできるのは寝るくらいでしょうか?いずれにせよ、答案が回収し終わっても、しばらくは行動を制限される点には、注意しましょう。
2. 会場が寒い可能性がある
浪人の時はかなり暖かく、むしろ暖房が効きすぎているくらいでしたが、現役時は寒かったです。寒かったせいか、試験中にトイレに立つ人が何人かいました。
かなり教室によって当たりはずれがあります。はずれの教室だったときに備えて、防寒対策をしておきましょう。
また廊下は寒いのが普通ですが、慶應の廊下は他の大学と比べても特に寒かったです。
慶應が全体的に寒いのは、おそらく建物が古く、すきま風が入ってきたり、うまく断熱できていなかったりするのが原因です。それに対し、ライバルである早稲田大学は、建物や設備にお金をかけている大学なので、教室が寒いことはまずないと思います。
今年は換気をする可能性が高いので、特に寒さには注意すべきです。
最後に
普通、問題用紙は白かクリーム色だと思います。しかし慶應の問題用紙はなぜかカラフルでした。
現役時は理科が薄い青色、数学が薄い黄緑色、英語が薄い黄色で、浪人時は理科が薄いピンク色、数学が薄い紫色、英語がクリーム色でした。
これは理工学部の話ですが、数学と理科の問題用紙の中に、計算用紙が4ページ分入っています。問題用紙のサイズがA4なので、A4用紙4枚分です。しかもホチキス止めはされていないので、自由に取り出せます。余白に小さく書かずに、ゆったりと計算できるのは良い点ですね。