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【ドラゴン桜】藤井はそもそも文科三類受験できない説

ドラゴン桜第9回では、共通テスト当日を迎え、東大専科のメンバーたちは、本番の共通テスト入試を受験しました。

メンバーの中でも優秀だと思われていた藤井が、まさかの東大専科のメンバーの中で2番目に低い点数である719点(約80%)しか取れなかったのです。

 

具体的に各教科の点数は明かされていませんが、どうやら数学や理科で足を引っ張ってしまったようです。

全体で80%だったことを考えると、数学や理科は70%くらいだったのではないでしょうか。東大を目指すにしてはかなり低い点数です。

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藤井は理系で理科Ⅱ類を志望していましたが、共通テストの結果を踏まえ、桜木は藤井に対して文転して文科Ⅲ類を目指すようにアドバイスしました。

藤井は、始めは周りからバカにされるからと文転を勧める桜木に反論しましたが、最終的には東大に合格する可能性が高いと思われる文科Ⅲ類を目指すことに決めました。

 

しかし国公立大学の二次試験を受験するためには、共通テストで決められた科目を受験する必要があり、その科目は理系と文系で若干異なります

 

そこで今回は通常だと藤井が文科三類を受けられない理由、もし受けられるとしたらどのような状況が考えられるのかについて書いていきます。

通常だと藤井が文科三類を受けられない理由

藤井が一般的な東大理系志望の受験生だったらという仮定の上で書いていきます。

 

先ほど説明したように、理系と文系では、共通テストで受験する必要のある科目が多少異なります。

決められた科目を受験していないと、出願したとしても、二次試験を受験することはできません。おそらく願書が受理されず、受験料が返却されるのだと思います。

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具体的にどの科目が理系と文系で異なるのでしょうか?

まず英語、数学、国語は理系でも文系でも必須です。異なるのは理科と社会です。

理系の場合、理科2科目と社会1科目を受験する必要があります。

一方、文系の場合、理科基礎2科目もしくは理科1科目と社会2科目を受験する必要があります。

 

つまり通常、理系の場合は社会を1科目しか受験していません。しかし文系学部の二次試験を受けようと思ったら社会2科目を受験している必要があります。

 

つまり共通テストで社会1科目しか受験していないとすると、文転して二次試験を受けることができないのです。

もし受けられるとしたらどのような状況が考えられるのか

しかし藤井は文科三類を受験すると決めている以上、藤井には文科三類を受ける権利があるということです。一体どうしたらそんなことが起きるのでしょうか?

 

それは藤井が社会を2科目受験していた場合です。共通テストでは、出願する際に受験する科目を自分で選びます。

つまり出願時に社会も理科も2科目受験することを選択していれば、理系としても文系としても二次試験を受けることが可能になります。

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しかし普通の受験生はそんなことはしません。と言うのも受験するとなったら、その科目は当然、勉強しますよね。

つまり受験する科目を1つ増やすと、勉強する科目も1つ増えてしまいます。ただでさえ現役生は時間がないのに、人より1科目多く勉強するのは、明らかに効率が悪いからです。

藤井は元々、文転を考えていた説

桜木に文転しろと言われたとき、藤井は文転なんてありえないと始めは反論していました。

しかし共通テストに出願する時点で、社会2科目を受験すると決めている以上、それ以前から文転も視野に入れていたことになります。

最後に

実際のところは、そこまで受験制度が厳密に考慮されていないだけだと思います。

そうでないと藤井が相当、意味不明な受験をしている人になってしまいますからね。

あくまで全て実際の入試の条件に合うように考えた場合、こうなるという話です。