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志望校判定で枠が余った時に書く大学の決め方

こんにちは!らいとです。

前回はネタとして志望校判定で枠が余った時に書ける面白い名前の大学を紹介しました。その記事はこちら↓

今回は、それとは異なり枠が余ってしまう時に書く大学の決め方を真面目に紹介します。併願校を考える際の参考資料になる可能性があるので、適当に書くより考えて書いたほうが良いです。

実際に志望校判定に書くことで、併願校をしっかり考えるきっかけにもなります。

 

まず前提として知っていてほしい2つのポイントを紹介します。

 

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1. 国公立大志望でも私立大を書く必要がある

志望校判定に書ける国公立大の数は前期、後期で最大2つずつなど模試によって異なりますが制限されています。

そのため、絶対国公立大に行きたいと思っている方でも志望校判定欄を全て国公立大学で埋めることはできません。

大体半分くらいは私立大学で埋める必要があるでしょう。

 

2. できるだけ違う偏差値または違う科目のところを書く

もちろん併願すると決めている2校が同じ科目、同じ偏差値というのは構いません。

しかし新たな併願校を考える参考資料としてどこか書くのであれば、違う科目または違うレベルにすべきです。

もし科目、レベルともに同じだと同じ判定になってしまい、書いた意味がなくなってしまいます。

 

この2点を踏まえて、国公立大、私立大に分けて枠が余った際に書く大学の決め方を述べていきます。

 

国公立大

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前期しか考えていない人は後期を書く

前期は自分の志望校なので、もちろん真剣に考えたと思いますが、国立大にこだわりが強くない人は案外、後期のことを考えていなかったりします。

最終的に後期を出願するか決めるのは、センター後でしょうが、今の時期から考えておいた方が良いでしょう。

 

共通テストで失敗して出願校を変える場合を想定して少し下のレベルの大学を書く

センター試験で失敗して出願校を変えなければならなくなり、慌てて出願校を探している人を実際に見たことがあります。

失敗したときのことを考えるのは嫌でしょうが、共通テストの得点率で5%くらい下の大学を書いておけば、共通テスト後の出願校決めに役立つ可能性もあります。

 

私立大

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 私立大を書くときは、記述模試ではセンター(共テ)利用以外、マーク模試ではセンター利用のところを書く

これもセンター利用でなくても、受けると決めている私立大であれば、書いても構いません。私も早稲田理工と慶應理工だけはマーク模試でも必ず書いていました。

しかしマーク模試は問題のレベルが大幅に異なるので、マーク模試の結果で出た、一般入試の判定は当てになりません。
志望校を検討するために書くなら、その模試の形式にあった入試方式のものを書くべきです。

 

A判定~E判定までまんべんなく出るように書く

志望校に対して実力がまだまだで、志望校判定欄にはD判定やE判定ばかり並んでいる方は安全校を書きましょう。

特に「浪人できない」もしくは「浪人は絶対にしたくない」という方は、今年の受験でどこかに受かる必要があります。

今のうちからどのレベルなら受かりそうかを知っておくことで、受験校を決めやすくなります。

また悪い判定ばかりでは気持ちが沈んでしまいがちなので、たとえ通う気がなくても1校ぐらいA判定が出そうな大学を書いておいた方が精神的にも良いでしょう。

 

逆に志望校の判定が良く、その志望校は自分の学力に合わせて選んだという方は、今の自分のレベルより上の大学を書いた方が良いです。

また良い判定ばかりだと気が緩みがちになります。D判定など厳しめの判定を見ることで、気が引き締まります。

本当にレベルが高くて、東大理一A判定などとすごい方は、慶應医学部でも書いてください。

 

さらに事前に試験日を調べておき、試験日が被らないように選んでおくとなお良いです。

 

ここで自分が現役時、浪人時に書いていた志望校を紹介します。もちろん1年間全く同じところを書いていたわけではありませんが、大体こんな感じだったというものを書いておきます。

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現役時(記述模試)

早稲田理工、慶應理工、東工大、東京理科大、早稲田教育、上智理工、明治理工、北大(後期)などです。実際に受けたのは初めの4校です。

 

現役時(マーク模試)

早稲田理工、慶應理工、東工大、東京理科大、早稲田教育、明治理工(センター利用)、東大、北大(後期)などです。

 

浪人時(記述模試)

早稲田理工、慶應理工、早稲田教育、、名古屋大、上智理工、青山学院理工(センター利用)、横浜国大(後期)、慶應経済などです。慶應経済以外は全て出願しました。

 

浪人時(マーク模試)

早稲田理工、慶應理工、早稲田教育、名古屋大、青山学院理工、横浜国大(後期)、早稲田商(センター利用)などです。

 

私大はMARCHから早慶までレベルを散らして書いていたのが分かると思います。

 

最後に

私は浪人当初、なんとなく横浜国大や青山理工を書いていたら、最終的に出願していました。そういうこともあるくらい、志望校判定欄に書くというのは、出願校の決定に大きな影響を及ぼす可能性があるのです。

これから志望校を書く際の参考にしてみてください。