駿台の高卒クラスに入学した人は全員、3月末か4月始めにプレースメントテストを受けることになります。
プレースメントテストとは
プレースメントテストはクラス編成テストとも呼ばれています。
クラス分けがある人にとっては、プレースメントテストの結果によって前期クラスが決
まるので、非常に重要な試験です。
受験しなかった場合、無条件で下のクラスになってしまうので、必ず受験するようにしましょう。
用意されている問題は英語、数学、国語の3教科で、おそらく受験する科目は、志望校の二次試験で使用する科目です。(違う可能性もあるので不安な人は各自で調べてください)
理系であれば多くの人は英語と数学のみで、東大や京大など二次試験で国語を使う人は、国語も受けることになります。
結果は返却されません。自分がクラス内で何位だったのかも含め、結果については何も知ることができません。
出題形式は?どんな問題が出る?
私が受験したのは英語と数学なので、英語と数学について書きます。
英語
全てマーク式で、試験時間は50分です。
出題されたのは、発音アクセント問題、文法問題、長文読解問題です。
文法問題は空所補充以外に、整序や正誤問題もあった気がします。長文は2題です。試験時間が50分ということもあり、それほど長い文章ではなかったと思います。
形式も難易度もセンター試験に似ていると感じましたが、センター試験に比べて発音アクセントや文法の比重が重かったような気がします。
今は共通テストに変わり、発音アクセントは出題されなくなったので、プレースメントテストでも出題されなくなる可能性はあります。
数学
英語と同じく、全てマーク式で、試験時間は50分です。
ベクトル、数列、場合の数と確率、図形と方程式など幅広い単元から出題されます。数Ⅲは出題されないはずです。
おそらく数Ⅲを使わない人たちがいるからでしょう。クラス分けに使うので、数Ⅲを使わない人だけ別問題にするわけにはいかないですからね。
問題の難易度はセンター試験くらいだったと思いますが、センターほど丁寧な誘導があるわけではないので、その点を踏まえるとセンター試験よりは難しかったと思います。
また問題数が比較的多いので、解き終わらない可能性も十分にあります。
最後に
プレースメントテストは基礎力を問うテストなので、このテストのために特別な勉強をする必要はないと思います。
基礎力が問われると言っても、私は英語が8割5分くらい、数学は7割5分くらいしか取れなかったので、東大コースなどのレベルの高いコースでなければ、満点に近い点数を取らないといけないテストというわけではありません。
ただ、受験が終わった後、ほとんど勉強してこなかったという人は、基本的な部分で忘れていることがないかどうか、一通り確認した方が良いでしょう。