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【浪人生へ】駿台と河合塾の主な違いを3点解説!

こんにちは!らいとです。

 

浪人することが決まって、どの予備校で浪人するか迷っている人向けの記事です。

予備校の中でも有名な駿台か河合塾のどちらかに通おうと考えている人は多いでしょう。

 

私も浪人時は駿台に通っていました。今回は駿台と河合塾の主な違いについて説明していきます。

 

授業時間

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駿台や河合塾は、高校までと同じように時間割があり、毎週同じスケジュールになります。

駿台は1コマ50分で1日6~7コマくらい、河合塾は1コマ90分で1日3~4コマくらいです。

個人的には1コマ90分は長すぎて集中力が切れてしまうと思うので、授業時間だけで言えば、駿台の方がオススメです。

 

河合塾は時間の長い入試や大学の授業に慣れるために、1コマ90分にしているらしいです。

しかし普段と試験時の集中力は別物であること、そして基本的に大学の授業は大学受験に向けた授業ほど集中しなくても平気であることから、長い90分の授業を受けるメリットはあまりないと思います。

 

一方、駿台は授業数が多いので、授業の予習復習が大変だと言われています。確かに予習復習は大変でしたが、放課後にきちんと自習をすれば十分終わる量でした。土日もあるので、自分のレベルに合うコースに所属して真面目に勉強していれば、復習が追いつかなくなることはないでしょう。

 

座席

駿台は指定席、河合塾は自由席です。

駿台は指定席で、毎週席替えが行われます。視力が悪い場合には、前の方の席にしてもらうことが可能です。

 

河合塾は自由席ですが、しばらくするとみんなの座る位置が決まってきて、実質固定されるようです。

 

模試

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当然ですが、自分が通う予備校の模試を受験することになります。駿台とベネッセは提携しているため、駿台の場合はベネッセの模試も受けることになります。

 

駿台生が主に受ける模試は、記述では駿台全国模試、駿台ベネッセ記述模試(進研模試)です。

駿台全国模試は問題が難しいことで有名です。進研模試はレベルの低い現役生が多く受けるため、偏差値は高めにでます。特に文系はその傾向が顕著です。

 

マークでは駿台ベネッセ共通テスト模試、駿台atama+共通テスト模試、駿台atama+プレ共通テストを受験します。

駿台ベネッセ共通テスト模試は、比較的本番に近いレベルですが、残りの2つは本番より難しい場合が多いです。駿台の模試は駿台の講師が作成しているらしいですが、作成者はたいてい張り切り過ぎてつい難しく作ってしまうそうです。

 

私の浪人時は、全員受験しなければならない模試が年間で11回もありました。駿台生は、駿台とベネッセの両方の模試を受けるので、必然的に模試の回数は多くなってしまいます。

 

 

河合塾生が主に受ける模試は、全統記述模試と全統共通テスト模試、全統プレ共通テストです。どれも標準的な難易度で、現役生が多く受けることもあり、駿台模試に比べて受験者が多いことが特徴です。

 

大学別のオープン模試を除けば、難易度の高い模試がないので、難関大学を目指す人にとっては、少し物足りないかもしれません。駿台と違って模試の回数が多すぎないのは良い点と言えます。

最後に

授業料は大差ありませんし、授業、テキスト、質問対応などはどちらも優れているので、やはり一番の違いは授業時間だと思います。

また生徒のレベルやクラスの人数(一緒に授業を受ける人数)は、コースによる差が大きいので、自分が入ろうと思っているコースについて個別に調べるのが良いでしょう。

 

よく理系は駿台、文系は河合塾の方が良いという噂を聞きますが、実際には駿台も河合塾も理系、文系の両方に力を入れているので、その噂はあまり気にしない方が良いと思います。

実際に、両予備校の説明会に行って個別に相談もしたうえで、良いと思った方に入るべきです。