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【河合塾】早慶大理工コースではなくトップレベル国立大理系コースを勧められました

こんにちは!らいとです。

 

浪人が決まって予備校で浪人することは決めたけれど、駿台と河合塾のどちらにしたらいいか迷っている方がいると思います。

 

私も同じく浪人が決まった3月、駿台と河合塾のどちらに通うか迷っていました。

そして3月中に駿台と河合塾の説明会と個別相談会に行きました。

 

私は結局、駿台にしたのですが、その主な理由は河合塾があまり良くなさそうだったからです。今回はその理由について書いていきます。

 

勧められたコース

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私は早稲田理工が第一志望だったので、当然ながら早慶大理工コースに入るつもりでいました。

 

しかし個別相談会で、全統記述模試の結果を見せ、早稲田理工を目指していると伝えたところ、早慶大理工コースではなく、トップレベル国立大理系コースを勧められました。

 

と言うのも、早慶理工コースは例年レベルが低い人ばかりで早慶理工に受かるような人は全くいないコースでした。

 逆に勧められたトップレベル国立大理系コースは、比較的レベルの高い人が集まっており、併願で早慶理工に合格する人も出るコースでした。

 

私の現役時の成績は、浪人すれば早慶理工を十分狙えるようなレベルだったので、早慶対策の授業がないとしても、レベルの合うトップレベル国立大理系コースの方が良いということです。

 

私の現役時の模試の結果は、全てこちらの記事に載せてあります。

www.waseriko.com

テキストの違い

実は早慶大理工コースとトップレベル国立大理系コースでは、生徒のレベルだけでなく、使用するテキストのレベルも異なります。

河合塾のテキストは大きく分けて2種類あります。一つはTテキストと呼ばれるレベルの高いテキストで、もう一つは無印と呼ばれる易しめのテキストです。

 

トップレベル国立大理系コースではTテキスト、早慶理工コースでは無印を使うことになっています。

入試問題の難易度で考えれば、東大と京大を除けば旧帝大の二次試験より早慶理工の一般入試の方が高いのですが、なぜか早慶理工コースでは易しいテキストを使います。

 

このように河合塾があまり早慶理工コースに力を入れていないことも、早慶理工コースにレベルの高い生徒が集まらない原因かもしれません。

 

早稲田志望が国立コースに入って問題ないのか?

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早稲田志望が国立大志望の人が集まるコースに入ると主に次の2つの問題が生じます。

・国語と社会の授業はどうするのか?

・授業や受験に関する説明を行う際、国立志望であることが前提で話が行われてしまい、自分に合わない部分が出てくるのではないか?

 

1つ目の国語と社会については、「授業に一切出なくてよい。」と言われました。

2つ目については、「トップレベル国立大理系コースは15~20人程度と小規模であるため、そのコースを担当する先生に早稲田志望の生徒がいると伝えることで、十分に早稲田志望の生徒にも対応できる」と言われました。

 

早慶志望の生徒が国立のコースに入る前例はあまりなかったようですが、それでも柔軟に対応してくれそうな印象を受けました。

見せた模試の成績が良かったらしく、翌年の合格実績を上げるために、何としても私に入塾してほしいようでした。実際に私は一年後、早慶理工に加え、名古屋大まで受かり、駿台の合格実績を稼ぎました。

 

最後に

私の場合は消去法で駿台にすんなりと決まりましたが、多くの人は駿台か河合塾かで迷うでしょう。次回は駿台と河合塾の違いについてまとめたいと思います。