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大学の成績GPAと単位の重要性について解説します!

こんにちは!らいとです。

大学は単位が取れるかどうかが重要だという話は、よく聞くと思います。と言うのも単位が十分に取れないと留年することになってしまうからです。

 

単位とは?

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大学の「単位」とは、履修した科目で一定以上の成績を修めた場合に、その証明として大学から与えられるものです。

単位は数で表され、授業の回数や重要度などに応じて、それぞれの授業の単位数が決まっています。

 

例えば1週間に1コマの場合、多くの授業の単位数は2で、語学の場合は大体1です。

そして大学を卒業するための条件として、4年間で取らなければならない単位数の合計が決められています。その合計数はおよそ128くらいです。

 

単位は取れて当たり前ではない!?

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高校では出来の悪い科目があっても、ある程度出席していれば留年することはまずありません。なぜなら高校は3年で卒業するのが当たり前とされているため、余程のことがない限り、先生が温情で留年にならない成績をつけてくれるからです。

 

しかし大学でも単位がもらえるのが当たり前だと思っていると危険です。基準を満たしていなければ、単位はもらえず、その基準が結構厳しい授業も多いです。授業を受けた人のうち1割が単位を落としてしまうような授業もザラにあります。

 

「今期はフル単だった」といった言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。フル単とは、自分が履修した科目全て(フル)で単位を取得することを指す言葉です。

この「フル単」という言葉が存在することからも、単位は取れて当たり前とは言えないことが分かると思います。ちなみに私は1年次、フル単でした!

 

大学にも成績評価はある

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大学の成績は単位が取れるかどうかだけかと言うと、そうではありません。高校までと同じように成績評価はあります。

 

大学の成績は主に、大学内で進学する学科や専攻を決めたり、研究室やゼミを選んだりするときに使われます。

例を1つ挙げましょう。早稲田大学基幹理工学部では、2年次から学科に分かれます。そこで例えば定員が50人の学科に、70人の希望者がいた場合、1年次の成績の上位50人がその学科に行くことができます。

すなわち、成績が良い方が大学内の進路選択で自由度が高くなるということです。

就職するときに大学の成績が見られることはまずありません。

 

GPAとは

「GPA」という言葉もよく聞くでしょう。GPAとはGrade Point Averageの略で、成績評価の仕方の一つです。

多くの大学で(早稲田大学も)GPA制度が使われています。

 

GPAは0~4の点数で与えられ、値は整数になるとは限りません。今からGPAの算出方法を説明していきます。

 

GPAの算出方法

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それぞれの授業について原則A+, A, B, C, Fのいずれかの評価がつきます。Fは不合格(落単)です。

GPAを求めるためにA+を4点、Aを3点、Bを2点、Cを1点、Fを0点とします。

 

GPAを求める式は以下の通りです。

GPA=(A+の単位数×4+Aの単位数×3+Bの単位数×2+cの単位数×1+Fの単位数×0)÷履修単位数

 

 言葉で書いた式だけだと分かりにくいと思うので、私の1年次の成績を使って、GPAの求め方を見ていきます。

 

各授業の単位数と成績

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GPA=(9×4+28×3+10×2)÷47=2.98

※小数第3位で四捨五入しています。

 

つまりGPAは単位数で重みづけをした成績の平均値です。GPAが最も高くなるのは全てA+の場合で4、最も低くなるのは全てFの場合で0です。

 

GPAは3を超えていたら優秀、2を切っていたら少し悪い、1.5を切っていたらかなり悪いという印象です。中にはGPAが1を切っている人もいます。そういう人はたいてい留年します。

 

最後に

大学生のみなさんはフル単を目指しましょう!さらにゼミや研究室などの進路選択で人気なところを狙う人は、良い成績を取れるよう頑張りたいですね。