こんにちは!らいとです。
今回は高校生までと大学生からで考え方が大きく変わってくる「時間とお金の関係」について書いていきます。
大学生になると手に入るお金が増える
進学校の多くはバイトが禁止されているので、高校生(浪人生)まではバイトをしたことがなかったという人は多いと思います。
しかし大学生になったら何かしらバイトをする人がほとんどです。
バイトをしていなければ、収入は親や親戚などから貰うお小遣いくらいしか無く、使えるお金がかなり限られていたと思います。おそらく月5000円くらいだったのではないでしょうか?
しかしバイトを始めれば、どのくらい働くのか、時給はいくらなのか等によりますが、月に数万円は稼ぐと思います。
使える金額が大幅に増えるため、お金に対する考え方も高校生までとは変えるべきです。
時間をお金に変える
ここから、今回の本題である「時間とお金の関係」について説明していきます。
自分でお金を稼ぐ手段が無いときは、時間があってもお金を増やすことはできません。
しかし大学生なら、基本的には誰でもバイトができるので、お金を稼ぐ手段を持っていることになります。
例えば時給1000円のバイトであれば、1時間働くことで1000円稼ぐことができます。バイトの募集は世の中にたくさんあるので、働くことに時間を費やせば、その分だけ稼げます。
見方を少し変えれば「時間をお金に変えられる」ようになるわけです。
バイトはもちろん経験を積むなどお金を稼ぐ以外の意義もあります。ただし時間とお金だけに注目して考えれば、バイトは時間をお金に変える作業です。
お金を時間に変える
当然、稼いだお金で自分の欲しいものやサービスを買うと思います。ただし「お金を時間に変える」ために、もう一つのお金の使い方を知るべきです。
例として次の2つの場合を考えてみてください。
ケース1
買いたいものがあり、コンビニとスーパーの両方で売られているとする。
スーパーで買うと1000円。家を出てから買い物を終えて帰宅するまで約30分かかる。
コンビニで買うと、スーパーより高くて1200円。コンビニはスーパーに比べて家の近くにあり、買い物にも時間がかからないため、家を出てから買い物を終えて帰宅するまで約15分で済む。
この場合、スーパーとコンビニのどちらで買うか?
ケース2
あることを勉強するのに、ウェブ上の記事や動画(無料)を使うと約5時間かかる。しかし1500円の参考書を買って勉強すれば、同じ内容を3時間で勉強できる。
この場合、参考書を買うか?
高校生までの場合、時間が少し多くかかったとしても、できるだけ安く済むようにしようと考える人が多いでしょう。ケース1ならスーパーで買う、ケース2なら参考書を買わない方です。
高校生までは一般的に、時間よりお金の方が制約が強いので、その考え方で良いでしょう。
しかし大学生になって自分でお金を稼げるようになったら、時間とお金のバランスを考えて決めていく必要があります。
ケース1の場合、コンビニを利用するとスーパーより200円多くかかりますが、15分節約することができます。15分で200円なので、1時間当たり800円です。ここでは簡単のためにバイトの時給は1000円だとしましょう。
ケース1のような場面が4回あって、4回ともコンビニを選んだとしても、その分1時間多くバイトをすれば、スーパーを選ぶより200円得することになります。
ケース2の場合、参考書を買って勉強すると1500円かかりますが、参考書を買わない場合に比べて2時間節約できます。
ケース1と同様に考えれば、2時間バイトをすることで2000円稼げるので、参考書を買った方が500円得します。
これが「時間をお金で買う」という考え方です。他にも似たような場面があると思います。
もちろん、単純にバイトの時給と比べて、お金を使って時間を得るべきか考えるのは正しくないかもしれません。しかし、自分の1時間に大体、何円分の価値があるのか考えると良いでしょう。
「時間をお金で買う」という考え方についてより詳しく知りたい方は、ぜひこちらの本を読んでみてください。
最後に
実は、私は大学生になって数か月間、別に金欠ではなかったのに、お金を節約することを重視しすぎていました。サービスに課金することに強い抵抗があり、ブログも無料でやることにこだわっていました。
無駄づかいはもちろん控えるべきですが、お金をケチってばかりいると損する可能性があります。この機会にぜひお金の使い方について考えてみてください。
また合わせて時間の価値について考えるようになれば、今よりもっと大切に時間を使おうと思えるのではないでしょうか?