先日、慶應理工の補欠がどのくらい繰り上がるのかについて書きました。
慶應理工では、補欠者のうち繰り上がるのは10%~20%くらいしかいません。早稲田理工はどうなのでしょうか?
今回は過去5年のデータから、早稲田理工の補欠はどのくらい繰り上がるのか、基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部の3学部別に見ていきます。
早稲田理工の過去5年の補欠結果
基幹理工学部と先進理工学部では、過去5年間で一人も繰り上がっていません。創造理工学部のみ繰り上がることがありました。ただし創造理工学部も2018年以外はあまり繰り上がっていません。
2018年は私立大学の定員厳格化が厳しくなった年だったので、大学側が正規合格者を少なめにしたのでしょう。その結果、入学者数が少なくなってしまい、補欠者の繰り上げが多くなったのだと考えられます。
早稲田理工で補欠になった場合、創造理工学部であれば少しは繰り上がる可能性がありますが、いずれにしてもあまり期待しない方が良いでしょう。
補欠が繰り上がったのかを確かめる方法
早稲田理工では補欠合格の発表日が決められています。3月10日と3月19日の2日間です。確認する手順は、合格発表の時と同じです。
補欠合格者の入学手続き期間は短いので気をつけてください。補欠合格発表日から5日以内に、入学金の振込と必要書類の郵送をしなければなりません。
最後に
早稲田理工を受験している国立志望の方の中には、二次試験が2日間ある方もいるでしょう。早稲田理工の合格発表は2月26日の11時30分からで、ちょうど2日目の二次試験の最中だと思います。
ほぼ合否が確信できている方以外は、二次試験が全て終わるまで、合否は確認しない方がいいでしょう。
実は私も名古屋大学で2日目の二次試験を受けました。私は早稲田理工が第一志望だったので、早稲田を併願しているみなさんよりも、合否が気になっていました。その合否が気になっている状態で試験を受けましたが、なんとか気持ちを切り替えて集中できました。
しかし合否を確認した場合、合格ならいいのですが、不合格を見た後に二次試験を受けるとなると、ショックが大きくて気持ちを上手く切り替えることができず、試験に集中できない可能性もあります。