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横国を受ける予定だった受験生はどこへ流れたのか?

こんにちは!らいとです。

前回、横浜国立大の志願者数についてまとめました。その記事はこちら

www.waseriko.com

国公立大学全体での志願倍率は、2月5日時点で4.05倍となっており、前年度の4.44倍に比べると約9%減少しています。

 

しかし横浜国立大の志願者数は、前年度の約半分にまで減っています。そこまで志願者数が減ったのであれば、その分、別の国公立大の志願者数が増えているはずです。

 

受験生の多くが、横浜国立大と似たようなレベルで、同じく関東にある国公立大に流れたと予想されます。

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横浜国立大と似たようなレベルで関東にある国公立大としては、筑波大千葉大東京都立大お茶の水女子大東京農工大あたりが挙げられるでしょう。

 

今回は、これらの5大学の出願者数が前年度と比べて増えているのかどうか見ていきます。

※1  志願倍率とは志願者数÷募集人員のことです。

※2  データは2021年2月5日現在のものです。

※3  志願者数ではなく、志願倍率で比較しているのは、年度によって募集人員が異なるためです。

2021年度と2020年度の志願倍率の比較

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こうしてみると、改めて横浜国立大の倍率の低さが際立ちますね。

 

千葉大と都立大、東京農工大は前年度より志願倍率が上がっています。筑波大やお茶の水女子大は少し下がっていますが、国公立大全体で約9%下がっているのに比べると、減少幅は小さめです。

 国公立大全体の減少割合と表の6大学合計の減少割合がほぼ同じことから、横国を受ける予定だった受験生の多くは、主に関東にある同レベルの国公立大に流れたと言えるでしょう。

 

最後に

 こうして見ると、入試形態の変化が受験生の心理に与える影響は、大きいことが分かりますね。二次試験本番まであと20日ほどですが、受験生のみなさんは体調に気をつけながら、二次試験対策や私大入試を頑張ってください!