こんにちは!らいとです。
いよいよ私立大学の一般入試が本格的に始まりますね。
今回は多くの現役生が抱える悩みである受験当日の服装について説明していきたいと思います。
もちろん、服装に関する規定はないわけですから、私服でも制服でも良いです。
しかし多くの受験生が知りたいのは、そんなことではなく、「私服と制服では、どちらの方が多いのか」「服装で浮いてしまわないか」といったことでしょう。
「受験時の服装は多数派に合わせておきたい」という人は、ぜひ参考にしてください。後半には、私服か制服かを選ぶポイントをさらに2つ紹介します。
私服と制服だとどちらが多い?
私の受験時は、私服の方が多かったです。早稲田や慶應の入試では、私服と制服の割合は7:3くらいだったと思います。理科大はもう少し制服の割合が高く、名古屋はもう少し私服の割合が高かった気がします。
ただし私服と制服のどちらが多いのかは、一概には言えません。なぜなら制服の割合は、全受験生に占める、家から受けに来る現役生の割合に大きく依存するからです。
その理由には、次の2点が大きく影響しています。
1. 浪人生は必ず私服で受ける
2. 現役生でも宿泊を伴う場合は、基本的に私服で受ける
「制服を持っていくと荷物になってしまうので私服にする」と考える人がほとんどだからです。
1にも2にも当てはまらないのは、家から受けに来る現役生です。制服を着る可能性があるのは、ほぼ「家から受けに来る現役生」だけなのです。
ここで、家から受けに来る現役生が制服を選ぶ割合がどれくらいなのか大まかに計算してみたので、見ていきましょう。
早稲田大学は全体に占める浪人生の割合が約38%で、1都3県以外の出身者の割合は約27%なので、「家から受けに来る現役生」は大体、全体の45%くらいだと推測できます。(1都3県以外の出身者の割合が、現役と浪人で同じと仮定しました。)
仮に私の感覚通り制服の人が全体の30%で、家から受けに来る現役生が全体の45%だとします。その場合、家から受けに来る現役生のおよそ3人に2人が制服を選んでいることになります。(30/45=2/3より)
浪人生や遠方からの受験者が多い大学だと私服の割合が高くなり、地方の大学などで、受験する人の多くが、地元の人で現役生という場合には、制服の割合が高くなるということです。
私が受けた大学は、全て前者に当てはまるので、私服の割合が高い方だと思います。一般的には、偏差値が高い大学ほど、浪人生や遠方から受験する人の割合が高くなると言えるでしょう。
いずれにせよ、私服の人も制服の人も一定数いるので、「私服だから浮く」「制服だから浮く」ということはありません。
私服か制服かを選ぶポイント
試験に集中できる服装を選ぶことが重要です。主に次の2点を意識すればよいでしょう。
1. 着慣れている方を選ぶ
共通テストは、現役生のほとんどが制服で受験したでしょう。それだけでなく、普段の模試も制服で受験していた方は多いと思います。
制服で試験を受けるのに慣れているなら、本番の入試も制服で受けた方が集中できるかもしれません。
2. 温度調節しやすい服装にする
試験会場はちょうどよい気温になっているとは限りません。暖房が効きすぎて暑い場合もあれば、換気をしていたり、暖房があまり効いていなかったりして寒い場合もあります。
多少、教室が暑かったり寒かったりしても試験に集中できるよう、調節できる服装の方が良いです。私服の方が調節しやすいと思いますが、制服でもセーターなどで調節することは可能です。
最後に
受験生はみんな自分のことで精いっぱいなので、あまり他の受験生の服装は気にしていないと思います。あまり周りのことは気にせず、私服でも制服でも試験に集中できる方を選ぶのが良いと思います。ちなみに私は現役時、全て制服で受験しました。