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【早稲田理工英語】(英語で稼ぎたい人向け)オススメの解き方!

こんにちは!らいとです。

前回に引き続き、今回は早稲田理工の英語について、目標が約6割、約7割の人向けにオススメの解き方を紹介します。自分の目標に近いものを参考にしてください。

また、目標が約4割、約5割と言う方は、こちらの記事を読んでください。

www.waseriko.com

 

前回の記事をまだ読んでいない方は、ぜひ先にこちらの記事を読んでください。

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なお、本記事で用いている予想配点は、こちらの記事の2つ目の方です。

 

私の浪人時の入試本番に取った得点(自己採点)は、77/120(約64%)でした。オススメの解き方を紹介する前に、各大問ごとに私が正解した問題数と、解くのに使ったおおよその時間を書いていきます。

私が解くのにかかった時間と正解数

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大問ⅠのTextごとの正解数は、TextⅠが6/9, TextⅡが2/3, TextⅢが0/3です。Text3は時間が足りず、一切読まずに適当にマークしました。

私は早稲田理工を含め、全部で5回受験しましたが、英語で時間が足りなかったのは、早稲田理工だけでした。本当に早稲田理工の英語は、時間が足りないと思います。

 

1. 目標が約6割の人へ

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割と解けるものの、時間が足りないという方が多いでしょう。

各大問の目安時間と得点率は以下の通りです。

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※あくまで目安として目標得点率を決めており、このように得点できるわけではありません。

 

時間が足りないからと言って、全体的に急いで解くと、細かいところを見落として間違えやすくなります。そのため、一部の問題を捨てた方が得策です。

捨てるのは、大問ⅠのTextⅢが一番おすすめです。それだけでは足りない場合は、TextⅡも捨ててください。

 

表に書かれているⅠの目安時間である30分は、TextⅠとTextⅡを解く時間の合計です。TextⅢを解く時間は含まれていません。

 

大問Ⅰは1問3点と配点は高めですが、それでも捨てるべきなのには理由があります。

それは大問Ⅰが難しすぎるからです。時間をかけて解いても、あまり理解できず、思ったほど正解できないことがよくあります。「大問Ⅰは残った時間で解けるところまで解く」という考えを持ってください。

他の大問は、ある程度できると思うので、それを捨てるのはもったいないです。

 

大問Vの「捨てる」というのは、10分で思いつかなかったものは、諦めて適当にマークせよという意味です。もちろん、他の大問も悩み続けるくらいなら、諦めてマークしたほうが良いです。

 

続いて解く順番です。

1. 大問V

2. 大問Ⅱ、大問ⅢのA、大問Ⅳ

3. 大問ⅢのB

4. 大問Ⅰ

 

大問Ⅴは、読解問題ではないので先にやった方が良いと思います。

 

大問ⅢのBはついつい時間をかけすぎてしまい、残り時間が少なくなって焦る原因になるので、最後から2番目に解くべきです。

 

先ほど述べたように大問Ⅰは最後に回し、残った時間で解いてください。

 

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ここからは大問ごとのアドバイスです。

大問Ⅰ

文章が専門的で、知らない専門用語や難単語がたくさん出てくるため、かなり難しいです。あきらめずに理解しようとする姿勢が重要です。分かりにくい部分は、時間を使って何回も読んでも良いと思います。

大問Ⅱ

できるだけ短い時間で解くために緩急をつけて読むべきです。

並び替える部分を含む文やその前後の文はしっかり読んでください。それ以外の文は大まかに話の流れが理解できれば十分です。

また並び替えたときに3番目と5番目にくる語の組み合わせを選ぶ形式なので、よく分からなくても、選択肢をしぼれることがあります。

大問Ⅲ A

基本的には空所補充問題です。文章の内容が理解できなくても、空所の近くを見るだけで、大体の問題は考えられます

 

そこまで難しい文法知識を問われません。また内容に関する問題はあまりないため、できるだけ短時間で解き終えたいです。冠詞を入れる場所を選ぶ問題は悩むかもしれません。時間をかけすぎないように注意してください。

大問Ⅲ B

段落内の文整序と段落整序です。文章の難易度は高いことが多く、それなりに語数もあります。そのため真面目に読んで内容を理解したうえで考えようとすると、時間がかなりかかってしまいます。

 

文整序と段落整序の2問だけなので、文章をあまり理解できなくても解ける問題です。

文と文のつながり、段落と段落のつながりを意識して、できるだけ短時間で解きましょう。

配点はわずか8点しかないので、よく分からなかったら何となくで答えを選び、次の問題に進んだ方が良いと思います。

大問Ⅳ A

論理に関する文章で、普通の長文とは少し雰囲気が異なります。文章全体を理解するのは難しいと思いますが、具体例が挙げられている場合が多いので、丁寧に読めばある程度理解できると思います。

 

例を頼りにしながら考えれば、意外とできると思います。

大問Ⅳ B 

数学や計算方法に関する文章です。文章が短く、元々持っている知識である程度考えられるため、比較的解きやすい問題が多くなっています。できるだけ短時間で解き、高得点を狙いたい問題です。

大問V

難しい単語が正解となることはまずありません。正解になるのは、ある程度英語を勉強してきた人なら、誰でも知っているような単語ばかりです。

 

そのため、落ち着いてじっくり考えれば大体分かると思います。ただし他の問題のことを考えるとあまり時間はかけられません。

 

全部で15問ありますが、10分以内に解き終えたいところです。あまり分からなかったとしても、10分くらい経ったら諦めて先に進む勇気が必要です。

 

大問Vは、1問1点しかありません。大問Vがあまりできなくても、大問Ⅱ~Ⅳで挽回できます。

 

2. 目標が約7割の人へ

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英語で7割取れれば、かなり稼ぐことができ、苦手な科目があっても十分にカバーできます。このレベルの方でも時間はギリギリだと思います。

各大問の目安時間と得点率は以下の通りです。

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7割取るためのポイントは、分からない問題を考えるのに時間を使いすぎないことです。当たり前のように聞こえますが、できる人ほど気をつけるべきことです。

 

ある程度、実力があるので時間をかければ、分かる問題は多いでしょう。しかし早稲田理工の英語は、問題量が多いので、あまり悩んでいる時間はありません。

 

全部解ききるために、1問にこだわらず、事前に決めた時間配分通りに解くことを意識しましょう。

特に大問ⅢのBや大問Ⅴなどは、ついつい考えすぎてしまうので注意してください。

 

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ここからは大問ごとのアドバイスです。

大問Ⅰ

文章が専門的で、知らない専門用語や難単語がたくさん出てくるため、読解力があっても難しく感じると思います。

特にTextⅢでは、TextⅠからTextⅢ全体を踏まえて答えなければならない問題があり、大変です。先にTextⅢの設問を読んでおくのもアリかもしれません。

大問Ⅱ

できるだけ短い時間で解くために緩急をつけて読むべきです。

並び替える部分を含む文やその前後の文はしっかり読んでください。それ以外の文は大まかに話の流れが理解できれば十分です。

また並び替えたときに3番目と5番目にくる語の組み合わせを選ぶ形式なので、よく分からなくても、選択肢をしぼれることがあります。

大問Ⅲ A

基本的には空所補充問題です。文章の内容が理解できなくても、空所の近くを見るだけで、大体の問題は考えられます

 

そこまで難しい文法知識は問われません。また内容に関する問題はあまりないため、できるだけ短時間で解き終えたいです。冠詞を入れる場所を選ぶ問題は悩むかもしれません。時間をかけすぎないように注意してください。

大問Ⅲ B

段落内の文整序と段落整序です。文章の難易度は高いことが多く、それなりに語数もあります。そのため真面目に読んで内容を理解したうえで考えようとすると、時間がかなりかかってしまいます。

 

文整序と段落整序の2問だけなので、文章をあまり理解できなくても解ける問題です。

文と文のつながり、段落と段落のつながりを意識して、できるだけ短時間で解きましょう。

 

配点はわずか8点しかないので、よく分からなかったら何となくで答えを選び、次の問題に進んだ方が良いと思います。

大問Ⅳ A

論理に関する文章で、普通の長文とは少し雰囲気が異なります。文章全体を理解するのは難しいと思いますが、具体例が挙げられている場合が多いので、丁寧に読めばある程度理解できると思います。

 

例を頼りにしながら考え、10分くらいで解き終えられると良いです。

大問Ⅳ B 

数学や計算方法に関する文章です。文章が短く、元々持っている知識である程度考えられるため、比較的解きやすい問題が多くなっています。できるだけ短時間で解き、高得点を狙いたい問題です。

大問V

難しい単語が正解となることはまずありません。正解になるのは、ある程度英語を勉強してきた人なら、誰でも知っているような単語ばかりです。

 

そのため、落ち着いてじっくり考えれば大体分かると思います。ただし他の問題のことを考えるとあまり時間はかけられません。

 

全部で15問ありますが、10分以内に解き終えたいところです。あまり分からなかったとしても、10分くらい経ったら諦めて先に進む勇気が必要です。

 

大問Vは、1問1点しかありません。大問Vがあまりできなくても、大問Ⅱ~Ⅳで挽回できます。

最後に

大問ⅣやVに向けたオススメの入試対策法があるので、それは次回の記事で紹介します。試験本番の解き方と言うよりは、試験前にしておくべき対策です。