こんにちは!らいとです。
早稲田理工の入試の英語は、とても難しいと言われています。そしてかなり癖の強い出題形式です。
私は昨年、早稲田理工を第一志望として目指していたこともあり、早稲田理工の英語の入試問題について徹底的に研究し、対策を立てました。
本記事から4回に渡って、早稲田理工の英語について、解き方のコツやテクニック、入試までに対策すべきことを紹介します。
出題形式についてよく知らないという方は、先にこちらの記事を読むことをオススメします。
まず1回目として今回は、目標点の決め方と予想配点について書いていきます。
目標点の決め方
早稲田大学理工学部は英語、数学、理科の配点がそれぞれ120点で計360点です。
近年の早稲田理工の合格最低点は210点くらいです。6割で216点なので、6割弱だと言えます。
ただし早稲田理工の合格最低点は、学科によってかなり差があることが特徴で、最も低い学科では200点を切り、最も高い学科では230点を超えます。
また早稲田の多くの文系学部とは異なり、理工学部の入試では得点調整がありません。実際に取った点数が、そのまま合否の判定に使われます。
そのため仮に6割が合格最低点だとした場合、各教科6割でも、数学と理科が7割で英語が4割でも合格することができます。
英語は数学や理科に比べて難しいため、特に得意、不得意な教科がないという場合には、数学や理科の目標点を英語に比べて少し高くすることをオススメします。
例) 英語72点(6割) 数学78点(6割5分) 理科78点(6割5分) 計228点
また理系の中には、英語がかなり苦手で、数学と理科で稼ごうと考えている人もいるでしょう。そういう人は、目標は4割くらいでもいいでしょう。
予想配点
目標とする点数の取り方を考えるためには、まず配点を知る必要があります。しかし早稲田大学の入試問題の配点は一切公表されていません。と言うより大学の一般入試で配点が公表されていることは、まずありません。
しかし早稲田大学では、不合格者は得点開示をすることができるため、過去の開示結果からおおよその配点は分かっています。
まず各大問の大まかな形式と設問数は以下の通りです。
大問Ⅰ
1000語を超える長文読解問題 15問
大問Ⅱ
文章中の語句整序問題 5問
大問Ⅲ
A 文章中の空所補充問題 6問
B 段落内の文整序と段落整序 2問
大問Ⅳ
A 論理に関する読解問題 5問
B 数学や計算が関わる読解問題 5問
大問Ⅴ 語彙問題 15問
大問Ⅰが3×15=45点、大問ⅢのAが2×6=12点、Bが4×2=8点、大問Ⅴが1×15=15点であることは、ほぼ間違いありません。
しかし、大問Ⅱと大問Ⅳの配点に関しては2通りの説が存在します。
1つ目・・・大問Ⅱが2×5=10点、大問Ⅳが3×10=30点
2つ目・・・大問Ⅱが4×5=20点、大問Ⅳが2×10=20点
早稲田理工は、大問Ⅳのような論理や数学に関する問題を重視しているはずだと思う人は1つ目を、大問Ⅱが10点満点では少なすぎると思う方は2つ目の配点が正しいと思えばよいと思います。どちらが正しいかは分かりません。
最後に
目標点を取るためのオススメの解き方(時間配分や解く順番など)を紹介した記事はこちらです。
6割以上取りたい人向け
5割くらい取れれば十分だと考えている人向け