こんにちは!らいとです。
2021年最初の記事です。今年もよろしくお願いします。
みなさんは大晦日の夜、どう過ごしていますか?私はいつも大晦日の夜は家族と一緒に紅白歌合戦を見ています。
2020年の紅白歌合戦を見ていて1つ思ったのは、歌詞に英語がけっこう出てくるということですね。
紅白歌合戦は歌っている時に歌詞が字幕で出るのですが、まだ受験生の頃の癖なのか、英文を見ると、つい日本語訳を考えてしまいます(笑)
今回は、2020年の紅白歌合戦で歌われた曲に出てきた英語の歌詞の一部を、英語の勉強という観点で、見ていきたいと思います。
文法編
1. too…to~
まずはmiletのinside youからです。too…to~ が使われている部分の歌詞は次の通りです。
Don’t say it’s too late to say I need you.
訳すと「私はあなたが必要だと言うのが遅すぎるとは言わないで」という意味になります。
too...to~は「あまりに…なので~できない」という「結果」と「~するにはあまりにも…」という「程度」の2通りの解釈の仕方があります。この歌詞は「程度」で解釈するのが自然だと思います。
2. till
次はSixTONESのimitation rainからです。tillが使われている部分の歌詞は次の通りです。
Dancing in the rain till love comes to life.
訳は「愛が生き返るまで雨の中で踊る」です。
ところでtill, untilとbyはどちらも「〜まで」という訳ですが、違いをちゃんと理解できていますか?
till, untilの「~まで」は、動作や状態がある時点まで継続することを表す「~するまでずっと」という意味です。
それに対してbyの「~まで」は、動作や行為の完了の期限を表す「~までには」という意味です。
3. 使役動詞
次はGENERATIONSのYou&Iからです。
使役動詞は主にmake, have, letの3つがありますが、歌詞に出てきたのはmakeでした。以下が使役動詞のmakeが使われている部分の歌詞です。
You make me feel alive.
「あなたは私に生きていると感じさせる」という意味です。
使役動詞のmake, let, haveのポイントは「V(使役動詞)+O(目的語)+原形不定詞」となることです。
またmakeは強制的に「~させる」、letは「~させてやる」(許可)、haveはmakeよりも弱いニュアンスで「~させる」もしくは「~してもらう」という意味になります。
単語、熟語編
1. let〜down 〜をがっかりさせる
単語、熟語編もまずは、miletのinside youからです。
let〜downが出てくるのは次の部分です。
I need to hear you more, never let you down.
2. imitation 真似、模倣
3. faith 信頼
4. blame 責任
続いてSixTONESのimitation rainから3単語ピックアップしました。タイトルのimitation rainは、「模造の雨」などという意味になります。
faith, blameが出てくる部分の歌詞はそれぞれ以下の通りです。
「Everybody blames」
「To keep the faith」
余談ですが、紅白歌合戦を見るまでSixTONESというグループ名を「シックストーンズ」と読んでいました(笑)正しくは「ストーンズ」ですね。
5. destiny 運命
6. pain 痛み
7. explain 〜を説明する
次もGENERATIONSのYou&Iから3単語選びました。それぞれの単語が出てくる部分の歌詞は以下の通りです。
「見つけたYou're my destiny」
「君に出会えたThrough the pain」
「I just can't explain」
8. perfume
これは歌詞ではなく、グループ名ですが、perfumeは「香水」という意味です。紅白歌合戦では瑛人が香水を歌った直後に、perfumeが歌ったため、香水メドレーだと話題になっていました。
今回紹介した8単語は、全て「システム英単語」に載っている単語です。基本的に日本の曲であれば難しい単語は、あまり出てきません。
システム英単語やターゲット1900といった定番の単語帳に載っている単語を全て覚えているなら、英語の歌詞の意味は、ほぼ分かると思います。
最後に
今回載せた和訳はあくまでも直訳です。当然、歌詞には訳通りではない、別の意味が込められている場合もあるでしょう。
今後もますます英語の歌詞が増えてくると思います。英語の歌詞も意味が理解できれば、歌をより楽しめますね!