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受験は未完成のまま戦うものである。

こんにちは!らいとです。

 

高校や予備校は相変わらず、休校が続いていて授業も自習も家でやらなければならない日々が続いていると思います。

・授業開始が遅れていて、全範囲が終わらないかもしれない、あるいは終わったとしてもギリギリで十分に演習ができないまま入試を迎えてしまうかもしれない。

・初めての共通テストに向けてどんな勉強をしたらいいのだろうか?

など受験生の方々は例年以上に多くの不安を抱きながら、日々勉強に取り組んでいるでしょう。

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今回はこんな時だからこそ、受験に対して持ってほしい考え方を紹介します。

それはタイトルにもある通り

「受験は未完成のまま戦うものである」です。

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受験生は皆、未完成のまま受験会場に行って試験を受けます。

東大に合格した人であっても、「ここが苦手なまま入試を迎えてしまった。」「もう少し過去問演習をしたかった」など入試を完璧な状態で迎えられている人はまずいません。早稲田志望だった私なんてなおさらそうです。

もっと勉強しておけばよかったと入試当日にみんな思います。

そんな中で、より完成度の高い人が合格するのが入試なのです。

 

よく考えれば当たり前の話です。2次試験や私大の一般入試は、ほとんどが高くても7割くらい取れれば合格できます。3割は不正解でも受かるわけです。

その3割の中には、できるはずだったのにミスをしてしまった問題もあるとは思いますが、多くはそもそも分からなかった、あるいは知らなかったものです。

 

今年度は「休校が続いてしまう」「共通テストが新しく始まる」など受験生が完成度を高めていくうえで不利になる要因がたくさんあります。

そのため例年より全体的に受験生の完成度が低くなることが予想されます。

 

アドバイス

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このままだと入試に間に合わない!と必要以上に不安になるべきではありません。

例年以上に「完璧にすることは無理だ」と思い、そのうえで「最低限これはできるようにしよう」という風に優先順位をつけて勉強していくことが重要になります。

 

まだ先の話だとは思いますが、入試が近づいたら過去問を解くと思います。

休校があとどれくらい続くかなどにもよるとは思いますが、もしかしたら今年の受験生は昨年までの受験生に比べ、大きくレベルが低くなるかもしれません。

その場合は、過去問の合格最低点はその年の受験生のレベルに依存するものであるため、あまり当てにならない可能性もあります。

模試はその年の受験生の中での相対評価なので、模試の成績が例年以上に合格可能性を判断する材料として重要になってくるかもしれません。

 

最後に

もちろんできるだけ完成度を高めるべく、勉強に励んでほしいと思います。

しかしまだまだ入試本番まで期間は長いので、「受験は未完成のまま戦うものである」と考えて、今はもっと気楽に勉強に取り組んでください。

不安を抱えながら過ごすのは直前期だけで十分です。

今からずっと必要以上の不安を抱えていたら受験まで心が持たないですからね。