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進学校はどのレベルの生徒に合わせて授業を行なっているのか

こんにちは!らいとです。

進学校に通っている高校生は世の中にたくさんいますね。その進学校には勉強がよくできる人から1、2年生の頃ほとんど勉強しておらず、全然できない人までいると思います。

 

私もそういった進学校に通っていたわけですが、上は現役東大合格、下は浪人して日東駒専合格レベルです。では進学校の授業は大体どのレベルの人に合わせて授業を行なっているのでしょうか?

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授業や配られる問題集などの参考書は基本的に上のレベルの人に合わせてある!

なぜ上のレベルの人に合わせるのでしょうか?

高校は合格実績を稼ぎたいのです。目玉となるような合格実績を稼いでくれるのは上位の人であるため、平均レベルの人を引き上げるのも大事ですが、優先順位が高いのは上位の人を引き上げることです。

 

矛盾するようですがこのような高校では、授業中に指名して答えさせるのは主に中位~下位の人ということがよくあります。上位でない人にもなんとか授業についてきてほしいという先生の思いがあるのでしょう。

 

問題集は高1,2の時の自習用に基礎的なレベルの問題集が配られ、高3になってからもう少しレベルの高い問題集が配られることが多いです。

 

成績上位の人はレベルの高い問題集、基礎的なレベルの問題集をまだ使うべきレベルの人は、その問題集を使うようにすればいいと思うのですが、先生はクラス全体にレベルの高い問題集を使うように呼びかけてしまう場合がよくあります。


私の学校の物理や化学で言うと、2年の時に「セミナー」という基礎的な問題集を、3年になってすぐに「重要問題集」という受験レベルの問題集が配られました。配ってすぐ、できれば今から始めて夏までに1周するように先生から指示されました。

 

しかし3年になってすぐに重要問題集に取り組めるレベルの人は5人に1人くらいだったと思います。私も先生の言った通り、3年になって重要問題集に手を付けましたが、セミナーを使って勉強したほうがよかったと思っています。もちろん受験までにそのレベルの問題は大体解けるようになっておくべきですが、自分の今のレベルを超えた問題集に取り組むことは非効率だと思います。

 

上位ではない人はどうすべきか?

授業

もし授業のレベルが自分には高く、ついていけないと感じるようだったら、塾や予備校に行き、レベルのあった授業を受けるべきです。特定の科目がそうならその科目だけ取ればOKです。高校の先生は「高校と予備校の両方の授業があると中途半端になるから予備校に行くな」と言うかもしれませんが、高校の授業レベルが合わないなら予習、復習などを高校の授業より予備校の授業に力を入れたほうが伸びます。

参考書

先ほども書きましたが、自分のレベルに合った参考書をやりましょう。もし高校で新しく問題集が配られてそれをやるよう言われたが、自分は前に使っていた問題集をまだこなしきれていないと感じるようなら先にそれをやりましょう。

 

また高校で配られた問題集のレベルが合わないなら、自分に合う市販の参考書を買って勉強してもいいと思います。これは解説書のような参考書も同じです。

最後に

受験をするのは皆さんです。高校に振り回されることなく、高校を上手に活用するようにしましょう。