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なぜ早稲田理工が第1志望の受験生は少ないの?

こんにちは!らいとです。

私は受験生時代、早稲田大学理工学部を第1志望にしていた珍しい人です。一番多いのは東大落ちでしょう。

なぜ一般受験で早稲田理工を目指す人は少ないのでしょうか?今回はその理由を考えてみました。主な理由は次の3つです。

1.学費が国立大学の2倍以上かかる

2.国立志向が強い高校が多い

3.早稲田理工が第1志望なら一般受験ではなく、指定校推薦を選ぶ人が多い

 1つずつ詳しく説明していきます。

 

1.学費が国立大学の2倍以上かかる

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これは事実です。入学金は国立大学の方が少し高いですが、年間授業料は国立大学が約53万に対し、早稲田理工は約160万します。私は早稲田に家から通えますが、地方に住んでいて、早稲田に通うなら一人暮らしをしなければならないという人は、さらに家賃など負担が増えます。しかも東京は家賃が高い。このため東京の私立を目指すのは、金銭面で現実的ではないという家庭が多いでしょう。私も地方に住んでいたら早稲田は目指していなかったと思います。私は一人暮らしの分のお金はかかりませんが、それでも高い学費を払ってくれている親に感謝しています。

 

2.国立志向が強い高校が多い

僕の高校はそうでしたし、他の多くの高校もそうでしょう。国立志向が強い高校とはどういうことか?それは教師が国立大学を目指すように生徒に呼びかけている高校です。どうして高校(の教師)は生徒に国立大学を目指してほしいのでしょうか?大きく分けて2つあります。

 

1つ目は高校は国立大学の合格実績を稼ぎたいからです。なぜ稼ぎたいのか?それは世間が国立大学(特に旧帝大や医学部などの難関)に何人受かったかで評価する傾向があるからです。また国立大学は私立大学と異なり、受けられる数が制限されていることもあり、全体的に合格者数は私立大学に比べて少なめです。だからこそ合格者を1人でも増やしたいのでしょう。

 

続いて2つ目。私立志望だと受験で使う科目が減りますよね。生徒は受験で使わない科目の授業はそれほど真剣に受けようと思いません。これが高校としては困るので、国立大学を目指させて5教科全てを勉強させておきたいというのが2つ目の理由です。

 

3.早稲田理工が第1志望なら一般受験ではなく、指定校推薦を選ぶ人が多い

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これは意外に無視できない要因です。早稲田大学に指定校推薦で入学する人はそこそこいます。指定校推薦であれば、評定や欠席数などの基準をクリアさえすれば必ず合格できるし、受験勉強を2月までする必要もなく、一般受験よりも楽だと言われています。そのため早稲田に行きたい人は、自分の通っている高校が早稲田の指定校推薦の枠を持っている場合、指定校推薦を利用する人が多いでしょう。私の通っていた高校も早稲田理工学部の指定校推薦枠を持っていましたが、私は指定校推薦を利用しようと思ったことはありません。その理由は以前の記事「早稲田志望だったのに指定校推薦ではなく一般受験を選んだ理由とは?」に書いてあります。よかったら見てください。

その記事はこちら ↓

最後に

今回は早稲田大学理工学部が第1志望の受験生が少ない理由について書きました。次回は、そんな中「なぜ私が早稲田大学理工学部を目指したのか」について述べていきたいと思います。